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この日は、久しぶりの吹奏楽。
とある指導先の学校の小さな演奏会に、テナーにて賛助出演。
練習が思うようにできなかった生徒たちでしたが、少しでも思い出に残ってくれたらいいなぁ。
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みなさま、あけましておめでとうございます。
もう4月ですが・・・
かなり久しぶりの投稿になります。
コロナ、なかなかおさまらないですね。皆様はお元気で過ごせましたか?
こちらは、身体は元気ですが、夫婦でほぼ無職、無収入でしたので、大変な1年を過ごしました。
この4月からはなんとか仕事が戻ってきたので、気持ちが少し元気になりましたので、このように更新しております。
さて、その皮切りにYSA=横浜サクソフォンアンサンブルの配信コンサートがありました。
正確には6月20日に延期ですが、プロ奏者のみの配信コンサートにするということが急遽決まりました。
そうです、1月は緊急事態宣言が発令された為です。
開催するのか、しないのか、配信できるのか、参加できるのか、様々な問題があり、この開催もとてつもなく大変だったと思います。
しかし短期間の準備で成功に導くのが松下洋くんです。彼を信頼し、彼に協力したいと想うからこそ成功するのだな。
その信頼に応えるべく動く人たち。私もその一人。もちろん、松下洋、その先にある音楽の力を信じてのことですけどね。
と、まぁ、必死でしたが、無事に終えました。
私は今回は、サンジュレーのデュオコンチェルトのソリストを仰せつかり演奏させて頂きました。
この曲は、ソプラノとアルトがソロ。ソプラノは私。相方のアルトは菊地麻利絵ちゃん。
伴奏はサクソフォンアンサンブルでとても豪華!編曲はもっちーこと、望月郁弥くん。指揮は、後輩でもある村松功介くん。
実は、私、ソプラノでの演奏は初めてでした!譜読み練習は5日ほどしかなかったので、正直かなり焦っておりました。
曲はよく知っているし、超絶技巧などもないし、演奏しやすい譜面ですが、やはり指が転んだり速くなったりしやすい曲ですので、
絶対にそうならないようにと、かなり緊張しました。精一杯頑張ったつもりです。
コンサートのアーカイブはこちらです。
サンジュレーは3時間45分くらいからスタートします。
そのほか、本当に盛りだくさんのコンサートで、ゲストあり、ソリストもあり、豪華な曲目でした。
ところで、YSAがSYAになってましたよね。
SYA=See You Again だったそうですよ!
ということで、皆様6月にまた会いましょう!
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皆さま、こんにちは!
お元気でお過ごしでしょうか?
私は元気にしております。
最近は音楽教室でのレッスンが再開し、今までの半分くらいの生徒さんがレッスンを再開しております。
演奏の仕事は今年いっぱいは延期や中止になってしまいましたので、何もなく寂しいですね。
そんな中、嬉しいお知らせです!
兼ねてから準備を重ねていたCD2枚が発売になります。
まず、私の2004年に発売されたファーストアルバム「風の旋律」が再発売となりました!!!
なんと16年たちました。
このCDはとても良い曲が入っている名盤!もう一度自分で言いますが名盤です!!!
邦人作曲家の委嘱作品がほとんどです。
収録曲の豊住竜志先生のソナチネはフォスターミュージックから楽譜出版もされております。
音はそのままです。若い演奏かもしれません。が、当時の精一杯ですね。
楽器はヤマハの875EXGを使いはじめた頃のです。
写真は昨年撮り直しました。流石に16年前のは使いませんでした。。。
どうですか?落ち着いてます。
ジャケットは今をときめく写真家の「山田翔」さんに撮っていただきました!
お気に入りです!
というわけで、もう16年前に買って持ってます。という方も是非ともジャケ買い!?
してくださいね〜!!!
さて、もう1枚は私のカルテット
「ハッピー⭐︎マッキーSAXカルテット」のファーストアルバムです!
こちら!
イラストが素敵!中身ももちろん素敵!メンバー4人と、携わってくださった方、全員の思いの詰まった一枚!
実は2020年はハピマキ結成10周年!!9月には10周年記念リサイタルを行う予定でした。
ですが、このような状況なのでもちろん延期としました。来年の9月を目指して動いているところです。
そこで、10周年だしCD出したいということで、計画していたCDです。
ジェローム・ノレのサクソフォン4重奏の為の曲や、
今回のための、清水大輔さんの委嘱作品もあります!貴重!!!!
フォスターミュージックより楽譜出版の予定あり!
猫友でお馴染みの船橋富美子さんの美しいアレンジ曲もあります。こちらも出版予定あり。
夫の松元啓祐のアレンジ曲もあります。これはフォスターミュージックで既に出版されている「ムーンリバー」と、「シェルブールの雨傘」のテーマ曲です。
さらに、こちらも先に出版されている「牛島安希子」さんのアレンジの「二人でお茶を」を収録。
どうですか、本当に盛りだくさん!これは買わないとなりませんね!
先行予約できます。ホームページからメッセージくださいね!発売日より早めに発送できます!
ホームページのCD予約ページも発売日あたりには更新してあると思います。
というわけで、皆様どうかCD買って活動を応援していただけたらと思います!
よろしくお願いします(^ー^)
それでは、安全に、健康に過ごしましょうね!おやすみなさい。
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皆様こんにちは!
自粛生活・・・いかがお過ごしでしょうか?
さて、私のYouTubeチャンネルには先日のリサイタルでの演奏の一部を公開いたしました!
是非みてください!チャンネル登録もお願いします!
なんとも言えない美しい曲「白鳥」。フィンランドの湖を泳いでいるのでしょうねこの曲は心清らかに演奏しました。Jukka Linkola さん、素晴らしい作曲家です☺️
リサイタルのアンコールの演奏です。
シベリウス のノクターン。この曲も無になっての演奏です。演奏はともかく美しい曲です。
フィンランド人作曲家、トウコ・ニエミさんに2月のリサイタルの為に書いて頂いた曲「Tabi」。「旅」です。サクソフォンが旅人、ピアノは景観や季節や温度かな。旅が大好きな私にピッタリな曲。しかも美し過ぎる曲。本番は色んな想いを被せて演奏したと思います。一生大切に演奏したい曲です。作曲家自身の曲目解説も載せてます。
それから、最近始めた「サックス夫婦チャンネル」もあります!
まだグダグダですが、多重録音、吹き比べ、デュエット。
その中でもサクソフォンのための50の練習曲「ラクール」をアップしていく、「ラクールチャレンジ」も始めました。是非みてくださいね!
それからもう一つ。
ハピマキと、「ハッピー☆マッキーSAXカルテット」もYouTubeに参戦!
と、言うのも9月の10周年記念リサイタルが延期となりましたが、記念のCD販売は是非したいと思っていて、現在準備中です。
その情報も込みで、こちらのチャンネルもみてね!
また、オンラインレッスンも開始出来ております。現在2人。1人調整中。
その他音の出せる環境がある生徒は動画や録音のやりとりをしています。
オンラインレッスンをご希望の方は、ご連絡を頂ければ相談からはじめますのでお問い合わせください!
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コンサート延期のお知らせです😭
①河西門下発表会
②波多江史朗さんとのデュオコンサート
③ハピマキの10周年コンサート
手帳に書いて下さった皆様、ごめんなさい🙇♀️
平和な世の中になった時に、開催しますのでその時は是非いらしてください‼️
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ハピマキことハッピー☆マッキーSAXカルテットでのCD用のレコーディングがありました。
何とハピマキ、今年10周年!!
何だかんだ続いたのでした!奇跡!!!
というわけで、記念にコンサートとCDを作ることになりました。
コンサートは2020年9月21日、神奈川県大和市のシリウスのサブホールにて開催します。
チケットももうございますので、是非ともお求めくださいね!
そして、そこで発売予定のCD!!ハピマキとしては初めてのCDです。
3日間で本当に録り終えるのかという不安の連続でしたが、何とか終えました。
レコーディングってほんと大変。
少し現場の写真を。
相模湖交流センターは、相模湖のすぐ近く。
というわけで、私は2日目と3日目の朝は湖畔までお散歩。昔よく演奏した土地なので懐かしく。お天気もよかったので気持ちよかったです!
お昼ご飯は、日替わりランチ2回。最終日は「ダムカレー」を食べました!
これはちょうど決壊させたところw
この頃いろんなことがあり、身も心もボロボロの状態でしたが、
メンバーのおかげで何とか乗り越えることができました。
感謝。もう感謝祭しなきゃだ!
レコーディングエンジニアは、大学同期の小坂くん。
私の2ndアルバム以外は彼が録ってくれています。久しぶりに会えたし、頼もしかったです。
みんなに感謝をして。
そして、皆様、9月の発売をお楽しみにぃっ!!!
もう予約していいよ!私に。
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皆様こんばんは!
まだまだ収束せずに・・・自粛の日々ですが、お元気ですか?
手洗いやうがいなどして、気をつけながら元気に過ごしたいですね。
さて、3月1日は毎年恒例となった、逗子のさざなみホールでのひな祭りコンサートでした。
これまた、開催をどうするか会議。
色々あり、主催者の判断により、開催を決定。
出演予定だったヴァイオリンの方が急遽欠席となったこともあり、直前までてんやわんや!
曲をデュオ用に決め直したり、アレンジし直したり。でも流石の7年目。ピアノの小澤雅代さんとのレパートリーはかなり増えていました!
何とか当日を迎え、当日は座席をかなり離して置いたり。いつもはおやつを食べる時間があるのですが、今回は持ち帰りで。
いろんな工夫をして、お客様の意見もききながら、何とか無事に終演。
沢山の方が応援してくださり、ありがたかったです。ご来場の皆様、ありがとうございました!
前半はドレスで。
雅代さんにこのグリーンのドレス借りました!
後半は短めで。
こちらもドレス借りました!
お雛様も毎年出席してくれています!
また来年も会いましょう!
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やっと更新。みなさまこんばんは!
世間はコロナウィルスの影響で、騒然としてますね。まさか、こんな事態になるとは。。。
さて、2月24日は無事に第4回目のリサイタルを終えました。会場は4年前のリサイタルと同じく、虎ノ門のJTアートホールアフィニス。
この頃は、コロナの騒ぎが始まって間も無くですね。
いろんな自粛も始まったばかりという感じでした。
ギリギリ開催できました。よかった。
もちろん対策をして、体調の優れないお客様にはご遠慮頂いたり、マスク着用したり、心苦しい決断も沢山ありました。
が、周りの方々の協力と後押しで、なんとか開催できたことがありがたかったです。いらしてくださったお客様も沢山応援してくれました。
本当にありがとうございました!
さて、写真を載せます。
ピアノの飯田佐恵先生と。
前半は青ドレス。
飯田先生、お忙しい中、何度も一緒に練習して下さいました。本当にありがとうございました!!
そして、ゲストのヴァイオリン奏者、田村亜紗美さん。
今回はユッカ・リンコラのトリオを一緒に演奏してくださいました。
とっても音楽的に弾かれる方で、こちらも勉強させていただき、憧れの方との共演、幸せでした!
そして、曲もとても素晴らしい。今後もレパートリーにしたいです!
演奏中の写真も
後半は、赤のドレスに着替えました。
『ROSSO』という曲もあったので赤。ピアノの弦を触って音を出す。サックスも譜めくりできないので、長ーく。
プログラムを載せます。
ROSSOは3回目の演奏。フィンランディアは、この日の為に植田彰先生にアレンジをお願いしました。
それ以外は、おそらく日本初演!
『旅』は今回の委嘱作品!そう、あのフィンランドまで会いに行った作曲家「Touko Niemi」さんの作品。Tabi・・・・素晴らしすぎる名曲が生まれました!大好きすぎる!生涯演奏したい大切な曲になりました。
1 アルヴァー・コソネン:サクソフォン・ラプソディ
Alvar Kosonen: Saxophone Rhapsodia
2 ユッカ・リンコラ:白鳥
Jukka Linkola: The Swan
3 ユッカ・リンコラ:ヴァイオリン、アルトサクソフォンとピアノの為のトリオ I バッラータ II フガータ
Jukka Linkola: Trio for Violin, Alto Saxophone and Piano I Ballata II Fugata
4 ジャン・シベリウス:フィンランディア (編曲:植田 彰)
Jean Sibelius: Finlandia (arr: Sho Ueda)
休憩
5 パシ・リューティカイネン:ロッソ
Pasi Lyytikäinen: Rosso
6 トウコ・ニエミ:旅 (本公演委嘱作品、世界初演)
Touko Niemi: Tabi (Commissioned work, World Premier)
7 トゥオマス・トゥリアーゴ:アルトサクソフォンとピアノの為のソナタ
「グラヴィティ・グルーヴ」
Tuomas Turriago: Sonata for Alto Saxophone and Piano Gravity Groove
この最後のソナタは、2ヶ月前に曲目変更して新たに練習した曲。
チラシとは違いました。すみません。
しかし、すごい曲見つけました!名曲!
アンコールには、シベリウスのノクターンを演奏しました。
4年越し、いや、それ以上温めてきた、大好きなフィンランドの曲だけのリサイタル。できてよかった(^ ^)
次回はまた3年か4年後。何にしようかな。
さて、ご来場の皆様との写真を載せさせていただきます!
今回のスタッフさんや、片付けを手伝ってくれた皆様
譜めくりのなみちゃん
録音録画の大友さん
ステマネの田中さん
打ち上げ幹事の龍之介、さきちゃん
写ってないけど、ヘアセットをしてくれたキトちゃん、写真を撮ってくれた姉さん、
受付スタッフをしてくれた昭和音大のアートマネージメントコースの皆様、
CD販売をしてくれたはなちゃん、えみちゃん、楽譜販売をしてくださったフォスターミュージックの榊本さん、調律師の渡辺さん、ホールの井上さん、協賛、後援してくださった企業さま、
プログラムをデザインしてくれた智美ちゃん
他にも沢山、お世話になりました。
心からみんなに感謝を❤︎
打ち上げも楽しかったです!!!!ありがとー!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
さてここからは、興味のある方だけ。
プログラムノートを載せておきます。
1 アルヴァー・コソネン:サクソフォン・ラプソディ
Alvar Kosonen: Saxophone Rhapsodia
アルヴァー・コソネン(1908-1965)は作曲のほか、トランペットとアコーディオンを演奏し た。第2次大戦後には劇場指揮者として活躍した。《サクソフォン・ラプソディ》(1932年)は 哀愁を帯びた旋律が様々に形を変えて奏でられる。
2 ユッカ・リンコラ:白鳥
Jukka Linkola: The Swan
3 ユッカ・リンコラ:ヴァイオリン、アルトサクソフォンとピアノの為のトリオ I バッラータ II フガータ
Jukka Linkola: Trio for Violin, Alto Saxophone and Piano I Ballata II Fugata
ユッカ・リンコラ(1955-)はジャズピアニストで、クラシック音楽の作曲家である。オペラ 等の劇場音楽、映画音楽を多く作曲しているほか、ユーフォニアム協奏曲がよく知られている。 ソプラノ・サクソフォンとピアノのための「白鳥」(1979年)はジャズ風の洒落た和声に乗っ て、気持ちよく飛翔するように旋律が奏でられる。 アルトサクソフォン、ヴァイオリンとピアノのためのトリオ(2003年)は、バッラータとフ ガータの2つの楽章から成る。バッラータ(バラード、物語)は拍子とともに表情を変えながら 物語が紡がれる。ミステリアスな響きが映画音楽を連想させる。フガータ(フーガ風に)は テーマが各楽器で奏でられた後、3つの楽器間での掛け合いや協奏が展開され、再び各楽器が テーマを奏でて曲が閉じられる。
4 ジャン・シベリウス:フィンランディア (編曲:植田 彰)
Jean Sibelius: Finlandia (arr: Sho Ueda)
フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)の交響詩《フィンラン ディア》Op. 26(1899年)は、当時ロシアの支配下にあったフィンランドにおいて独立を願っ た人々の想いが感じられる。暗さが漂う序奏から心踊るようなテーマへ、そしてフィンラン ディア讃歌を経て勝利と希望に満ちたエンディングへと向かう。1900年には作曲家自身による ピアノ独奏版も出版されている。本日のサクソフォンとピアノ版は植田彰により新たに編曲さ れた。
5 パシ・リューティカイネン:ロッソ Pasi Lyytikäinen: Rosso
パシ・リューティカイネン(1975-)はフィンランド中部ラピンラハティ出身で、シベリウス 音楽院等でエサ・ペッカ・サロネンEsa-Pekka Salonen等に学んだ。独奏曲、室内楽、オーケス トラやオペラ等、多数作曲しており、国際的に活躍している。 この作品は2001年に、フィンランドのサクソフォン奏者オッリ・ペッカ・トゥオミサロOlli- Pekka Tuomisaloの為に書かれた。緻密な構成で高度なテクニックを要し、特殊奏法も用いら れ、最先端の現代音楽を堪能できる。タイトルのRossoはイタリア語で「赤」を意味する。
6 トウコ・ニエミ:旅 (本公演委嘱作品、世界初演) Touko Niemi: Tabi (Commissioned work, World Premier)
トウコ・ニエミ(1997年生まれ)はフィンランド人作曲家である。シベリウス音楽院作曲専攻の学生で、2年間のジュニアアカデ
ミーと3年間の学士課程を経て、現在修士課程での研鑽へ移行したところである。 ニエミのスタイルは新ロマン主義と述べられ得る。彼は強い感情表現を厭わず、しばしば標題音楽的であり、自然環境に関連した テーマを背景に持つ。もし自身の音楽の最も重要な性質について選ばなくてはならないのならニエミは、流れるメロディーと色彩豊 かな和声を伴った、連続する発展の感覚であると述べるであろう。(翻訳:横山未央子)
Tabi は河西麻希氏により本演奏会のために委嘱された。本作品の中で、サクソフォンはフィン ランドの自然の中を行く旅人を表し、共に演奏されるピアノは旅人が出会う景色を描いている。本 作品は、全ての場面を始める1つのメインテーマから主に構築されている。そのテーマは「旅人」 として割り当てられているが故に、独占的にサクソフォンによって奏される。テーマは相当量の変 奏を伴うが、一貫してかなり認識できるように保たれている。対照的に伴奏は自然が描き出すのと 同じように、移りゆく雰囲気や旅人が探求する状況など、絶え間なく変化する世界を作り出す多く の変奏を持つ。(作曲者自身による解説、翻訳:横山未央子)
7 トゥオマス・トゥリアーゴ: アルトサクソフォンとピアノの為のソナタ「グラヴィティ・グルーヴ」
Tuomas Turriago: Sonata for Alto Saxophone and Piano Gravity Groove
トゥオマス・トゥリアーゴ(1979-)はコロンビア人の父とフィンランド人の母を持つピアニ ストで、室内楽を中心にオーケストラとの共演などフィンランド内外で活躍している。フィンラ ンド中部タンペレの音楽大学で後進の指導にもあたっている。作曲家としてはこれまでに30余り の作品を作曲し、指揮者としても活動している。 このソナタはフィンランドのサクソフォン奏者ヨーナタン・ラウティオラJoonatan Rautiola (1983-)の委嘱で2018年に作曲された。2008年に作曲された作品を同氏の勧めで拡大したも のである。序奏に続く3つの楽章は途切れることなく演奏され、終楽章ではトゥリアーゴの愛す るヴェネズエラのメレンゲのリズムが使われている。多用されている不協和音程が、心地良い雰 囲気を醸し出している。
楽曲解説1~5、7曲目:飯田佐恵